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Posted by あしたさぬき.JP at

2015年05月29日

外へ外へ

今日は利用者の方と4人で一緒に外に出てみました。



玄関にはきれいなゆりが。
綺麗やなぁ、私も思わずつぶやきたくなります。
逅里苑は、花にこだわり、活けることを楽しんでいます。


↑もこもこで気合が入っています




高松市、大分暑くなりましたね。
入口にある坂道を上まで上ると、もう汗が止まりません。
「暑いなぁ~」そういいながらも、自然の風と日光を感じることが嬉しく感じます。
長い長い坂道。戻るにはまた降りなければなりません。

「僕が車いす引いて降りるから、気を付けて歩いてね」

そういうと、先に降り始めていたもう一人の方に小走りで近づいてその手を取り、
「ばーちゃん、危ないけん一緒に降りような」


最初はちょっと鬱陶しそうにしていたその方も、
仕方ないなぁ、という感じでゆっくり坂をおりていきました。

両手がふさがっていたので、カメラを構えられなかったのが悔やまれますガーン
でも、なんだか久しぶりに少し心がホッとしました。
  
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Posted by 守里会 at 13:33Comments(0)ほっこり

2015年05月28日

おくりもの

認知症専門デイサービス紡音から、座布団カバーが届きました!




非常に丁寧に作られており、綺麗にパッケージに包装していただいていたのですが、
その写真を残していなかったのが失敗でしたガーン


日々の生活の中で、ちょっと気に掛けることで華やかになることってありますよね。
飾りや小物、身の回りに使用する物品など、手芸でできることって、幅広いです。

私達は、こんなものを作ってほしい!とお願いをし、出来上がりを待つだけなのですが、
寸法を正確に測ったり、布や糸を選んだり、完成までに沢山の苦労があったと思います。



手作りに込められた想いをイメージしながら、長く大事に使っていきます!
紡音のみなさん、ありがとうございました。ニコニコ
  
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Posted by 守里会 at 11:29Comments(0)ちょっと一息

2015年05月18日

自然に人と関わり合う時間

屋島西町にある、浦生公民館では
毎週1度、近所の方が集まって談話や運動を楽しんでいるのですが、
今日は月に1度のお食事会でした。





家から持ち寄ったタケノコや、切り干し大根の煮物をおかずに、
赤いエンドウ豆をご飯に混ぜたおにぎりを作りました!



意気揚々とおにぎりを握るために畳に上がってきた方は、


「私は畳に座れんわぁ~、わっはっは」


上がった時にふと気づいたように、笑いながら言われていました。



確かに膝などが悪くなり、正座などができない方も多いと思いますが、
何より頼もしく感じたのは、それによって椅子を持ってくるわけでもなく、
あたりまえのように中腰で立ったまま沢山のおにぎりを握りきっていたことでした。


この週に1度の集まりは、老人介護支援センターとして逅里苑が関わってはいますが、
特に誰かに何を言われるでもなく、

”みんなに会えること”

を、一番の楽しみとして、近所に住む方々が、自然な形で継続されているのです。


今日は旬の食材を使った食事をお互いに品評しつつ、美味しくいただくことができました。

次は何をしようか、今度はあの人を誘ってみようか、
そんな話をしながら、こんな時間を地域の中で過ごしていくことが、
元気で居られる秘訣ではないかと感じました。


これから暑くなってくるので次はそうめんなど、さっぱりしたものが良いかななんて話していたので、
それを楽しみにしながら、これからも参加させてもらおうかななんて、考えています。ピース  
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Posted by 守里会 at 17:58Comments(0)地域で生きる

2015年05月06日

いつも傍らに

食堂に顔を出すと、今日も見かける後ろ姿。
ついつい声をかけたくなります。


「おばあちゃん、ごはんたべよん?」

そう尋ねると、

「うーん、食べよらんなぁ。」

ちょっと困ったような顔をして、いつも同じ答えが返ってくるのが印象的です。





食事を食べる手伝いが必要で、食べ終わるのが遅くなってしまうことが多いのですが、
自分が先に食べ終わっていても、
「ばあちゃん、しっかり食べないかんで。」
傍でそう声をかけながら、必ず最後まで見守ってくれています。


誰がお願いするわけでもなく、自然に寄り添う関係ができる、
何処に居ても、誰と居ても、人の心が動く瞬間は必ずあるのだと感じます。
人のことを心配できるからこそ、自分も元気で居ようと思える。
自分が元気で居るからこそ、誰かのことを気遣える。

それは、人が社会に生きていく上で大切なことなのではないでしょうか。


生活の場での小さな気付き、それは忙しい日々に追われて忘れてしまいそうな大切なこと。
私達が守らなければならないものは、ずっと近くにあるのです。  
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Posted by 守里会 at 11:13Comments(0)つぶやき

2015年05月01日

小さな来訪者たち




今日のお客さんは、屋島東小学校の生徒さんたちでした!
総勢20名近く。いつもと違うにぎやかな声に、自然に表情も和みます。

今回は体験学習ということで施設見学が主でしたが、
小学生のみんなが、利用者の方々の生活にどんどん絡んできてくれました。
一緒に昼食を作っている所が気になるのか、沢山の男の子が集まって来てみたり、
それまでソファーでくつろいでいた方は、身を乗り出して話をしようと声をかけてみたり、
心の動きのある、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

高齢者介護というものを知る、学ぶということは大切なことです。
ですが、この時間を”介護”という領域としてとらえることなく、
時代の変化とともに核家族化が進んできたことで失われつつあるであろう、
おじいちゃんやおばあちゃんとの、ごくあたりまえにあったはずのふれあいを、
少しでも感じてもらえることができたら、それが一番の喜びだと思っています。
私も2児の父である立場ですが、自分だけでは教えてあげられない大事なことが、沢山あります。


逅里苑は、地域の中で生きていくことを何よりも大切にしたい。
これから先、屋島という素敵な場所で出会う人達との交流を思いきり楽しみ、
社会福祉法人として、地域で暮らす方々の力になることが、私達の目標です。

再来週は、運動会にご招待いただいているので、
気合を入れて、参加させてもらいます!  
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Posted by 守里会 at 17:45Comments(0)地域で生きる