2014年05月22日

受診

今日、少しお茶を飲みながら幸子さんと話しているとこんな話をしてくださいました。

私が物忘れがはじまった時に、家族から「おばあちゃん。大丈夫なん。病院でみてもらったら。」と何度も言われているときは「辛かったよ。」
「病院なんか絶対いかん。」って喧嘩になったもんね。
と話してくださった。

「どうして病院に行く気になったんですか?」と聞くと、
お孫さんから「認知症かもしれないし、違う病気か、ただの思い違いかもわからんやん。私がついて行ってあげるから。おばあちゃんが言われ続けてるの見てるのは辛いよ。」と言われて渋々病院受診に行ったそうです。

そこで認知症の診断を受けたことにどう思ったかを聞くと・・・
病院で「認知症です。」と言われた時には、辛い気持ちと、どこかアヤフヤだった気持ちが整理されていくような感覚があったそうです。
でも、一番辛かったことは、診断を受けたことよりも、家族から「おばあちゃん。大丈夫なん。」と言われていたことがすごく嫌だったとお話してくださいました。

「今は、一つ一つ困ったことを整理していって、生活のヒントにしていければな。」と話をされていました。


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