2015年06月12日
逅里苑Life おみやげ
「おかえりー、病院どうやった?」
今日は高松さんの定期受診の日。
どうやら経過は良好だったようです。
家族の方との時間も過ごされ、元気に帰ってこられました。
しかし、車いすの後ろになにやら怪しげな袋が・・・

そこには大量の食べ物が
全部食べるん?とみんな驚きを隠せません。
高松さんはどれを先に食べようかとプランを練りますが、
時刻はもう16時、おやつに食べるにも遅いし、夕食も出るので全部はとても・・・
「明日食べるけん、えーんや」
と、言いつつも、よく見れば消費期限は全て今日まで
お惣菜ですしね・・・
自分の家なら、冷蔵庫に1,2日は平気で置いていたりしますよね。
私も、よく冷蔵庫からしばらく置いていたコンビニサラダとかが出てきます(笑)
これも判断が非常に難しく、期限を過ぎてしまうと明確な根拠のラインがありませんし、
食中毒は直接的に被害が出るので、厳密に対応を行わなければいけないのかもしれません。
「高松さん、これ全部食べきらんで~!」
「ええんや、冷蔵庫いれとけば1日くらいいけるわ~」
「いやぁ~だって今日までやで?!」
しばらく、笑いながらそんなやりとりが行われ、出した結論は、「あんたあげるけん、食べまいだ」
多分、ここまでが出来レース。
高松さんは最初から、みんなと絡みながらこの結果に落とそうとしていたのだろうな、と
なんだかそんな風に思います。
今日、高松さんにこう言われました。
「私は、あんたの心がわからんけん、まだよー話せんのや」
「え、でも他人の心なんてずっとわからんことないですか?」
「いいや、私はしばらく人を見たらわかる。きちんとしとる人間なんか、いい加減な人間か。」
この言葉を聞いて、何かドキッとしました。
自分と違う時代を生きてこられ、様々な経験をされてきている高松さん。
その言葉が本当か冗談かはわかりませんが、自分の価値観で推し測れるものではないな、と。
そんな大きい利用者の方達に囲まれながら、私たちは、今日を過ごしています
ちなみに、高松さんはちゃんと自分の好きなものは確保され、
いそいそと食べるプランを立てておられました。
それもまた、たくましい・・・
今日は高松さんの定期受診の日。
どうやら経過は良好だったようです。
家族の方との時間も過ごされ、元気に帰ってこられました。
しかし、車いすの後ろになにやら怪しげな袋が・・・

そこには大量の食べ物が

全部食べるん?とみんな驚きを隠せません。
高松さんはどれを先に食べようかとプランを練りますが、
時刻はもう16時、おやつに食べるにも遅いし、夕食も出るので全部はとても・・・
「明日食べるけん、えーんや」
と、言いつつも、よく見れば消費期限は全て今日まで

お惣菜ですしね・・・
自分の家なら、冷蔵庫に1,2日は平気で置いていたりしますよね。
私も、よく冷蔵庫からしばらく置いていたコンビニサラダとかが出てきます(笑)

これも判断が非常に難しく、期限を過ぎてしまうと明確な根拠のラインがありませんし、
食中毒は直接的に被害が出るので、厳密に対応を行わなければいけないのかもしれません。
「高松さん、これ全部食べきらんで~!」
「ええんや、冷蔵庫いれとけば1日くらいいけるわ~」
「いやぁ~だって今日までやで?!」
しばらく、笑いながらそんなやりとりが行われ、出した結論は、「あんたあげるけん、食べまいだ」
多分、ここまでが出来レース。
高松さんは最初から、みんなと絡みながらこの結果に落とそうとしていたのだろうな、と
なんだかそんな風に思います。
今日、高松さんにこう言われました。
「私は、あんたの心がわからんけん、まだよー話せんのや」
「え、でも他人の心なんてずっとわからんことないですか?」
「いいや、私はしばらく人を見たらわかる。きちんとしとる人間なんか、いい加減な人間か。」
この言葉を聞いて、何かドキッとしました。
自分と違う時代を生きてこられ、様々な経験をされてきている高松さん。
その言葉が本当か冗談かはわかりませんが、自分の価値観で推し測れるものではないな、と。
そんな大きい利用者の方達に囲まれながら、私たちは、今日を過ごしています

ちなみに、高松さんはちゃんと自分の好きなものは確保され、
いそいそと食べるプランを立てておられました。
それもまた、たくましい・・・

Posted by 守里会 at 17:05│Comments(0)
│ほっこり