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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年05月20日

祖父の言葉

先日法事がありました。
生前仏間のある部屋でくつろいでいた私に、
仏壇に祭ってあった饅頭を手に取り
二人で分け合って何となく話したあの話を思い出しました。

太郎これからどんどん大人になると、迷うことも多くなるだろう。
おじいちゃんは、その中で一番やっかいなのは人が持っている「価値」なんだと思う。

例えば、お前が大きくなれば人として、好きな人と嫌いな人がでてくるだろう。
そんな時は、無理に嫌いな人を好きになろうと思わなくて良い。
お前が嫌っている人は、必ず誰か他の人に愛されているだろうから。

その時には必ず考えれば良い。
自分も同じように、好かれたり、嫌われたりしていることを。
でも悲観に思う必要はない。
人とはそういうものなのだから。

そしていずれ気づけば良い。
自分自身が思っている自分と
人が思う自分が違うように、
好きな人や嫌いな人など 「人自身」 を作り上げているのも、
自分自身でしかないことを。
そして、どうするかを考えなさい。

小さい時は余り意味が良く分かりませんでした。
だから不思議な言葉として記憶に残っているのかもしれません。
ただ、仏壇の前に座るといつも祖父の話してくれた言葉を思い出します。
  
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Posted by 守里会 at 12:41Comments(0)ほっこり